人材紹介業の始め方

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人材紹介業の始め方/ how to

名刺・パンフレット・サービス資料の必要性

【人材紹介ビジネス】名刺・パンフレット・サービス資料の必要性

本記事は、3部構成となっています。

  • 「名刺の必要性」や「効果的な名刺の作り方」を解説した第1
  • 「パンフレットの必要性」や「効果的なパンフレットの作り方」を解説した第2
  • 「サービス資料の必要性」や「効果的なサービス資料の作り方」を解説した第3

それぞれについて解説していきます。

1部 名刺について

本章では、名刺の必要性と効果的な作り方について解説します。具体例も交えて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

名刺の必要性

現在ではインターネットの発達やコロナウイルスの蔓延によって、直接的に人と関わる機会が少なくなりつつあります。それは人材紹介ビジネスにおいても同様です。

それにともなって、電子名刺などサービスも普及し始めています。

では「名刺は必要ないのか」と思われる方もいるかもしれません。しかしそれは間違いです。

直接的に人と関わる機会が少なくなったとしても、ゼロになったわけではありません。名刺を渡す機会は確実にあるのです。

人材紹介ビジネスでは、求職者の面接に同行したり、求人情報についてヒアリングするために企業を訪れたりなど、名刺を渡す機会はまだまだあります。

そのときに、「名刺なんて持ってないぞ」となってしまえば、相手の方はどう思うでしょうか?

相手が名刺を出しているのに、自分は受け取るだけという状態になってしまえば、今後の関係に悪影響が出るのは言うまでもありませんよね。

名刺は、ビジネスマナーの基本中の基本です。それを欠いてしまえば、事業運営にも悪影響が出ますので、必ず用意するようにしましょう。

たとえ渡す機会が少なくてもです。

効果的な名刺の作り方

効果的な名刺を作るためには、下記の4つのポイントを抑えましょう。

  • フォント
  • 内容

デザイナーに1から作ってもらう方法もありますが、その場合でも要点を決めておかなければいけません。

そのため、すべてをデザインする必要はないかもしれませんが、上記のポイントは抑えておく必要があります。

それでは、それぞれについて解説していきます。

名刺の形はデザインの軸になるため、重要なポイントです。

一般的には91mm×55mmの長方形です。

人材紹介ビジネス会社という点においては、「クリエイティビティ」や「ユニーク」は基本的に必要ではないため、一般的な形で良いと思われます。

一方で、クリエイティビティな人材に特化した人材紹介ビジネス会社であれば、斬新な形を採用するのも手です。これによって、差別化を図れるかもしれません。

ただ、一般的な名刺入れに入らないため、相手に迷惑をかけてしまう可能性がある点には注意が必要です。

色には、性格や価値観を表す特性があります。たとえば、赤色であればエネルギッシュなイメージを持ちますよね。

このように、色には「相手に何かを伝える力」があるため、名刺でもこだわる必要があります。

ただし、多くの色を取り入れた名刺は幼稚っぽくなってしまうため、避けた方が無難です。特に人材紹介ビジネス会社であれば、色鮮やかな名刺は必要ないと思います。多くても3色に留めるとデザインという統一性が出ます。

デザイナーに依頼する場合には、「どのようなイメージを持たれたいか」を伝えることで、適した配色にしてくれるでしょう。

フォント

フォントには、言葉の意味を伝える能力があります。たとえば、「頑張ります」と丸みを帯びたフォントで書かれていても「本当か?」と思ってしまいますよね。

そのため、名刺作りにおいてフォントは重要なのです。

人材紹介ビジネス会社であれば、「適した人材を確実に紹介する」という意味も込めて、しっかりとしたフォントを選択した方が良いかもしれません。

ただし、扱う求人が「保育士」などであれば、丸みを帯びたフォントでも良いかもれません。

内容

名刺に記載する内容は、少ない方がいいです。とはいえ、氏名や役職・電話番号やメールアドレス。サービス内容などの重要な部分の記載は必須です。

それ以上に、あれもこれもと記載してしまうと、名刺が見づらくなってしまい逆効果です。

2部 パンフレットについて

本章では、パンフレットの必要性と効果的な作り方について解説します。具体例も交えて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

パンフレットの必要性

パンフレットは、情報伝達を効率良く行うために必須です。特に求人開拓の際に使用します。

たとえば、人材不足に悩んでいる企業があったとします。その企業は、数多くの人材紹介会社や人材派遣会社と直接会って、30分ほどのプレゼンを聞くでしょうか?

聞かないですよね。多くの場合、まずはWebサイトで検索をして、良さそうなところがあればパンフレットを請求します。そしてその中から、特に良さそうなところと直接連絡を取ります。

また、貴社が企業に対して「弊社のサービスを利用しませんか?」とアプローチする場合でも、パンフレットを使用します。

企業がこのような営業を受けたとき、すべての営業を受け入れてプレゼンしてもらうでしょうか?

そうではなく、「とりあえず資料をちょうだい」となりますよね。

このように、企業からのアプローチ・貴社からのアプローチどちらでもパンフレットは非常に重要なのです。

もしパンフレットがない場合には、機会損失の可能性が非常に高くなることがわかると思います。

効果的なパンフレットの作り方

効果的なパンフレットを作るために重要な点は下記です。

  • 問題提起
  • 解決例
  • 自社サービスの紹介

またパンフレットは、紙だけでなくPDFなどネット上にも持っておきましょう。

PDFは、「資料だけ送ってほしい」と言われたときに、サッと提示することができます。そのため、機会損失を回避できます。

一方で、サッと送ることができなければ他の人材紹介ビジネス会社を検討してしまうかもしれません。

また、WEBにある程度力を入れて制作する予定があるのであれば、WEBサイトとある程度デザイン素材を流用することで、比較的パンフなどの制作コストを圧縮や制作の期間を圧縮することが可能です。

弊社では、そのようなサービスも展開しておりますので、ぜひご検討ください。

では、重要な点について解説していきます。

問題提起

貴社のサービスを利用してもらうために、問題提起は非常に重要な点です。理由は2つあります。

1つは、問題だと思っていない企業にサービスを検討してもらうためです。

たとえば、従業員の残業によって保てている企業は「人材不足」という認識を持っていない可能性があります。

このような場合に、「残業によって生産性やモチベーションが低下していませんか?」というような問題提起を行います。

これによって「あー、残業が多いのは人材が足りていないのか」という認識を持ってもらい、人材紹介ビジネスを利用してみようと思ってもらうのです。

2つめは、「御社の問題を理解しています」というメッセージと伝えるためです。

貴社が行った問題提起が企業の問題と合致していれば、「任せてみよう」という気になりますよね。

一方で問題提起がない場合には、いまいち刺さりづらいパンフレットになってしまいます。

たとえば、次の2つを比較してみてください。

ここが問題だよね?
だったら、こうすれば解決できる

解決策はこれ

前者の場合には、「なるほど」と聞く気になりますが、後者の場合には「うーん?」となる人が多いのではないでしょうか。

このように、問題提起は非常に重要なポイントになります。

解決例

提起した問題に対する解決例を提示します。これがなければ、問題提起をした意味がありません。

提起した問題を、「弊社のサービスを利用していただければ解決できます」という風に持って行きたいので、必ず解決例は提示しましょう。

自社サービスの紹介

パンフレットの段階では、興味を持ってもらうこと・検討してもらうことが重要になります。そのため、詳しい内容までは必要ありません。

したがって、アピールポイントや実績など「検討に値する」と思ってもらえる情報を記載しましょう。

また、あれもこれもと記載してしまい情報過多になってしまうと「見られない」という問題が発生するため、アピールはしつつも必要最小限の情報量に収まるようにした方が良いです。

3部 サービス資料について

本章では、サービス資料の必要性と効果的な作り方について解説します。具体例も交えて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

サービス資料の必要性

サービス資料とパンフレットは同じ物と捉えている方もいますが、実際には違うものです。

パンフレットとは、自社について大まかに説明したものであるのに対して、サービス資料は、サービスの内容について詳細に説明したものです。

わかりやすく言い換えるなら、パンフレットは履歴書でサービス資料は職務経歴書です。このように、パンフレットとサービス資料はまったく違うものだと認識してください。

さて、それではサービス資料の必要性についてですが、必要であるとする理由は2つあります。

1つは、社内でアピールポイントを統一するためです。

11人がプレゼンの資料を作るのではなく、社内で統一された資料があることで、行き違いを減らすことができます。

たとえば、営業の人が「うちの会社の強みは、ヒアリング能力だ」と思い、企業にそれをアピールしたとします。

しかし、実際にヒアリングを行う人が「うちの会社の強みは、最小限の情報で適した人材を紹介できることだ」と考えていたら、企業側は困惑しますよね。

このような行き違いを、統一したサービス資料によってなくすのです。

2つめは、プレゼンの最適化です。

往々にして「貴社が伝えたいこと」と「企業が知りたいこと」には違いがあるものです。

そのときにサービス資料がなければ、企業側は興味のない話を延々と聞かなくてはいけません。一方でサービス資料があれば、「ここに書かれていることについて、詳しく話してくれませんか?」といった提案をしてもらえます。

つまり、企業が聞きたいことを聞けるので、貴社に興味を持ってもらえる確率が高まるのです。

これらの理由で、サービス資料は非常に重要になります。

効果的なサービス資料の作り方

効果的なサービス資料の作り方は、パンフレットを参考にします。パンフレットに記載した内容を、より具体的に説明するのです。

また、下記の情報も必要です。

  • パンフレットに書ききれなかったアピールポイント
  • 実際に何を行って問題を解決してきたのかの詳細
  • サービスを利用してくれたら効果がでる証明
  • などなど

パンフレットを読んで、興味を持ってくれた・検討してくれた企業に対して、「君の会社に頼もう」と思ってもらえるような情報を記載することが重要です。

まとめ

名刺・パンフレット・サービス資料は必ず必要です。その理由は下記です。

  • 名刺はビジネスマナーの基本だから
  • 渡す機会が少なくなったとしてもゼロではないから
  • もし名刺がなかったら悪い印象を与えてしまうから
  • パンフレットは自社の情報を伝達するために必要だから
  • もしパンフレットがなければ機会損失の可能性が高まるから
  • サービス資料は社内でのアピールポイント統一に役立つから
  • プレゼンの最適化のためには必須だから
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