人材紹介業の始め方

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人材紹介業の始め方/ how to

求職者データベースの有効活用方法

【人材紹介ビジネス】求職者を効率良く集める方法

人材紹介ビジネスは、「人材がほしい企業(=求人者)」と「働きたい人(=求職者)」のマッチングを行い、紹介手数料をいただくビジネスモデルです。

そのため売上を得るには、求人情報と求職者の確保が必須になります。このうち特に難しいのが求職者の確保です。

求人情報は、求人データベースやテレアポなどによって比較的簡単に集めることができます。

一方で求職者を確保するために、11人に連絡を取って集めるテレアポのような方法は使えません。

このような方法を取れば、途方もない時間と労力、費用がかかってしまうからです。

そこで本記事で紹介するのは、求職者データベースを利用する方法です。この方法を取れば、時間・労力・費用を抑えて求職者を集めることができます。

求職者データベースとは

求職者データベースとは、自社で求職者を集めなくても求職者へアプローチできるシステムです。

転職サイトに登録している人は、すでに「今と違う場所で働きたい」という意欲を持っています。

つまり、転職サイトには求職者が集まっているのです。そのため、自社で1から求職者を開拓しなくて済みます。

このように、求職者の情報を集まっている場所を求職者データベースと呼びます。

求職者データベースを利用するメリット

求職者データベースを利用するメリットは、主に3つです。

  • 求職者開拓の必要がなくなる
  • 人件費の削減につながる
  • 他の業務に集中できる

それぞれ解説していきます。

求職者開拓の必要がなくなる

人材紹介ビジネスは、企業に人材を紹介することで売上を得られます。したがって何よりも、求職者を集めることが重要になります。

しかし求職者を集めることは容易ではありません。特に新規参入の場合には、ブランド力がなく、認知度や信頼性という点において、他の大手人材紹介ビジネス会社には勝てません。

つまり、「会社を運営して待っていれば求職者が集まる」ということはあり得ないのです。

しかし求職者データベースを利用すれば、すでに求職者が集めっているわけですから、これらの心配は無用になるのです。

これが求職者データベースを利用する最大のメリットになります。

人件費の削減につながる

求職者データベースを利用せずに求職者を集めようとする場合には、多くの人材が必要になります。

企業へのアプローチと違って、11人と接さなければいけないからです。このような方法を取ってしまえば、求職者を1人確保するために、1人の営業が必要になるかもしれませんよね。

つまり、求職者を集める営業だけで何人もの従業員が必要になってしまうのです。

しかし求職者データベースを利用すれば、自社で求職者を集める必要がなくなるため、営業を雇う必要がなくなり、結果として人件費の削減につながるのです。

他の業務に集中できる

人材紹介ビジネス会社の仕事は、求人情報と求職者の獲得だけではありません。これらは準備段階です。

これらを集めたら、求人企業へヒアリングを行い「どんな人材を求めているのか」を明確にし、求職者と面談を行い「どんな職場を求めているのか」を明確にします。

この2つが、人材紹介ビジネス会社の主な業務と言ってもいいでしょう。

しかし求職者の獲得に手間取って時間を奪われていれば、これらの業務に割ける時間もおのずと短くなってしまいますよね。

そうなれば、求人者と求職者のマッチング上手くいかず、売上を思ったように伸ばせなくなってしまいます。

一方で求職者データベースを利用すれば、ヒアリングや面談に時間を割けるようになるため、結果的に売上UPにもつながりるのです。

求職者データベースを利用するデメリット

求職者データベースを利用するデメリットは、主に3つです。

  • 競合が多い
  • 求職者の意欲が低い
  • 一定の費用がかかる

それぞれについて解説していきます。

競合が多い

人材紹介ビジネス会社が求職者を集めようとすれば、おのずと求職者データベースの利用に行き着きます。そのため、競合が非常に多いです。

1人の求職者に対して、多くの人材紹介ビジネス会社がオファーを出すため、成約率も高いとは言えません。

しかし求職者データベースの利用は、求職者を集める方法としては最適です。そのため「競合が多いから利用しない」という選択はあり得ないでしょう。

また求職者データベースを利用しなくても、アプローチしている求職者が転職サイトを利用していれば、結局他社との奪い合う形になります。

求職者の意欲が低い

転職サイトに登録している人の中には、「登録はしているけど、本気で転職を考えているわけではない」という人もいます。

自社で求職者を集めた場合には、「すぐにでも新しい仕事がほしい」という意欲を持っていますが、転職サイトへの登録は基本的に費用もかからないため、「とりあえず登録」という意欲の人もいることを覚えておきましょう。

一定の費用がかかる

求職者データベースを利用するには、一定の費用がかかります。それは、求人者と求職者のマッチングが成功しなくてもかかります。

つまり、売上を得ていないのに費用だけかかるという状態になることもあるということです。

しかし求職者データベースを利用しなかったとしても、求職者獲得のための営業を雇う費用やWebサイト作成・運営の費用がかかります。

求職者データベースの種類

求職者データベースには下記の種類があります。

  • 初期費用+成功報酬型の求職者データベース
  • 月額課金型の求職者データベース

それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

初期費用+成功報酬型とは

初期費用+成功報酬型とは、求職者データベースを導入する際の費用(=初期費用)とマッチングが成功した際に徴収できる紹介手数料の一部を払う費用(=成功報酬)を払う必要がある求職者データベースです。

初期費用+成功報酬型のメリット

初期費用+成功集型を利用するメリットは、事業が上手くいかずマッチングさせることができなかったとしても、追加で払う費用がないことです。

実際に売上を得た時点でのみ求職者データベースに費用を払えばいいだけなので、運営が楽になります。

初期費用+成功報酬型のデメリット

初期費用+成功報酬型のデメリットは、成功報酬が高いことです。

一般的には紹介手数料のうち1530%ほど払う必要があります。

たとえば年収400万円の人材を紹介した場合、120万円ほどの紹介手数料を徴収できますが、そのうち18万円~36万円ほどの費用がかかります。

月額課金型とは

月額課金型とは、求職者データベースを導入する際やマッチングが成功した際には費用はかかりません。

その代わり、毎月決まった額の費用を利用料として払う必要があります。

月額課金型のメリット

月額課金型を利用するメリットは、導入時に費用がかからないため、資金的な不安がある際でも利用できる点です。

月額課金型のデメリット

月額課金型を利用するデメリットは、マッチングが成功しなくても費用がかかることです。

初期費用+成功報酬型の場合であれば、初期費用さえ払ってしまえば、マッチングが成功したときにのみ費用が発生します。

そのため、求職者データベースを利用することで赤字になることはありません。

一方で月額課金型の場合には、マッチングが成功しなかった場合でも利用料金がかかるため、場合によっては赤字になる可能性もあります。

求職者データベースの比較

求職者データベースは数多く存在しているため、「どれを選べばいいんだ?」という疑問も出てくると思います。

そこで本章では、求職者データベースの紹介を行い、それぞれを比較しやすくします。

マイナビエージェントサーチ

マイナビエージェントサーチは、人材関係の大手企業である「株式会社マイナビ」が運営する求職者データベースです。

大きな特徴は下記の3つです。

  • 人材紹介ビジネス会社専門のポータルサイト
  • マイナビブランドによる業界最大級の会員数
  • 求職者の集客をバックアップ

マイナビエージェントサーチは、「マイナビ転職」に会員登録すると同時に登録されるようになっています。これによって圧倒的な会員数を誇っています。

また、選任の営業担当者が過去の実績を元に人材紹介ビジネスにおける求職者集客ノウハウを提供してくれます。

加えて、求人データベースである「マイナビJOBシェアリング」と連携することによって効率良く求人情報・求職者を獲得できます。

URL
ご参画申込問い合わせ:マイナビ転職エージェントサーチマイナビJOBシェアリング (agentsearch.jp)

リクナビNEXTエージェントNetwork

リクナビNEXTエージェントNetworkは、人材関係の大手企業である「株式会社リクルート」が運営する求職者データベースです。

大きな特徴は下記の3つです。

  • リクナビNEXTの求職者データベースを直接利用できる
  • リクナビNEXTの会員300万人にスカウトメールを送れる
  • 成果報酬型・階段式料金体型によって低リスク・低コストで利用できる

転職者の約8割がリクナビNEXTに登録していることから、圧倒的な集客力が実現できます。その会員に対してスカウトメールを送れることで、大きな売上UPにも期待できます。

また、利用料金は初期費用+成果報酬型なので低リスクで集客を行えます。加えて、採用決定者数に応じて成果報酬の利率が下がる「階段式料金体系」を採用しているため、多くの人材を低コストで紹介できるようになります。

URL
リクナビNEXT エージェントNetworkリクルートダイレクトスカウトのご案内|人材採用求人広告人材紹介のリクルート (recruit.co.jp)

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、リクナビNEXTエージェントNetworkと同じく「株式会社リクルート」が運営する求職者データベースです。

大きな特徴は下記の3つです。

  • ハイクラスの転職
  • 高い反応率と決定率
  • 成果報酬型

リクナビNEXTエージェントNetworkとの違いは、ハイクラス求人と特化して集客したデータベースであることです。

そのためにリクルートだけでなく、敏腕ヘッドハンターと協同して転職希望者を集客しています。

またハイクラスの求職者のニーズと合致したサービスを提供することで、返信率を高めようとしています。加えて、エージェント1名について限られた数しか送信できない「一求入魂スカウト」を行うことで、返信率が約1020%も高まります。また、決定率も通常のスカウトと比較して約23倍にもなります。

URL
リクナビNEXT エージェントNetworkリクルートダイレクトスカウトのご案内|人材採用求人広告人材紹介のリクルート (recruit.co.jp)

エンエージェントサーチ

エンエージェントサーチは、エン転職の会員数を急増させている「エンジャパン株式会社」が運営する求職者データベースです。

テレビCMなどの大型プロモーションによって会員数を急増させているエン転職のデータベースなので、さまざまな求職者を獲得できます。

しかし、人材紹介ビジネス会社に向けたWebページがないため、利用するには直接連絡をする必要があります。

URL
転職なら【エン転職】| 日本最大級の転職サイト (en-japan.com)

ビズリーチ

ビズリーチは、「株式会社ビズリーチ」が運営している求職者データベースです。

大きな特徴としては、ハイクラス人材・エグゼクティブ人材に特化している点です。

人材紹介ビジネスの売上は、紹介した人材の年収によって決まるため、ハイクラス・エグゼクティブ人材に特化したビズリーチを利用することは売上UPを期待できます。

また、テレビCMなどの大型プロモーションによって会員数を急増させているため、会員数が多いことも強みの1つです。

ただ、人材紹介ビジネス会社に向けたWebページがないため、利用するには直接連絡をする必要があります。

URL
選ばれた人だけのハイクラス転職サイト【ビズリーチ】 (bizreach.jp)

まとめ

人材紹介ビジネスにおいて重要なのは、求人情報と求職者です。

そして2つのうち難しいのは、求職者の獲得です。企業と母数が圧倒的に違うため、テレアポのような集客方法は使えませんし、11人の自社のプレゼンを行うこともできません。

そこで利用するべきなのが、求職者データベースです。

求職者データベースを利用すれば自社で求職者を獲得しなくても、求職者にアプローチできます。

しかし、求職者データベースは数多くあるため自社に適したデータベースを選択する必要があるでしょう。

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