求人データベースの有効活用方法
人材紹介でも、人材派遣でも、運用初期まずやるべきことの優先順位としては、求職者の獲得よりもまずは、求人情報の獲得になります。求人情報が無くては、求人サイトを運用するにしてもサイト上は閑散とし、SEOの力も働かすことが出来きず、求職者の流入の無い成長できないサイトになってしまいます。
SEOの観点でも求人がないのはNGですが、広告の観点でも同じです。indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジン型の広告は、求人情報を持っていないと、そもそも広告をうつことができません。もちろんランディングページを制作して、YahooやGoogleのリスティング広告で無理やり流入させて広告を展開することも可能ですが、一般的にはランディングページ系の広告よりもindeedなどの求人検索に特化した広告媒体で求人情報にピンポイントに合致する求職者を獲得できる広告媒体のほうが、1件の応募にかかるコストが低くなることが多いです。
SEOの観点でも、広告の観点でも、とにかく求人情報が無いと何も始まりません。弊社でも求人獲得に特化した「テレアポ営業丸投げプラン」を提供させていただいており、大変ニーズが高く、運用初期は人材業にとって必須といえるサービスといえます。
ただし、営業で求人を獲得するにもある程度時間がかかります。テレアポの求人獲得率は、弊社のテレアポサービスで約1%になります。1日100件~150件ほどのコールが可能なので、1か月20日稼働で、約30件の企業から求人を獲得できるのですが、1企業あたり平均2件~3件ほどの求人情報を持っているケースが多いため、30企業×2求人=60求人が1か月に獲得できる求人数になります。(あくまでも一人のアポインターを利用した場合)
扱うエリア、職種にもよりますが、求人情報60件では、まだまだ求人数としては少なく、一定数の求人数を獲得するには最低でも3か月~6か月ほど要しますが、その間何もしないわけにはいきません。人材紹介業での収益ポイントは、紹介した人材がその企業で就職する、というところになります。自社で獲得した求人が少なければ、求職者の情報をなんとか得れたとしても紹介先が無く、せっかくの価値ある求職者の情報が無駄になってしまいます。
そこで利用を検討したいのが、エージェント向けに特化した求人データベースなのです。
目次
求人データベースとは?
{求人データベースに関して説明}
求人データベースとは、求人票がデータベース化されたシステムのことです。御社へ求人申込された求人票だけではなく、多くの求人票が集まっています。
そのため、求人獲得業務を省くことができ、業務の効率化が図れます。
代表的な機能としては下記があります。
- 求人検索
- 求人管理
- 求職者管理
求人検索とは、下記の情報を入力することで、求職者に最適な求人を見つけやすくする機能です。
- 業種
- 職種
- 勤務地
- 年収
- などなど
求人データベースを利用するうえでのメリット
{メリットを説明}
求人データベースを利用するメリットは、3つあります。
1つ目は、求人獲得業務を省けることです。これによって、求職者の面談などに力を入れることができるようになります。
2つ目は、人件費を抑えられることです。求人獲得業務を行う人材を雇わずに済みます。これによって、その分の人件費を抑えることができます。
3つ目は、売上を伸ばしやすいことです。さまざまな求人情報が集まっているため、採用基準の低い求人や大量採用予定の求人などが見つけやすいです。その結果、求職者を就職させることが比較的簡単になります。
求人データベースを利用するうえでのデメリット
求人データベース上に掲載されている求人情報を閲覧・利用できるのは御社だけではありません。ほかのエージェントもその求人を利用でき、すでに紹介を成功させている可能性もありますし、成功していない場合でも少なくともバッティングする可能性は大変高く、成約率が、自社獲得の求人に比べて確実に低くなります。
また、打診のタイミングで求人企業側と直接接点・交渉を持つことができないケースが多いため、そこも採用率を低くする原因となります。自社獲得している求人であれば、条件には微妙に合致しないが、お互いに妥協点を探るための交渉や協議が可能となり、そもそもその交渉・協議自体が、その企業の人事との信頼を築くコミュニケーションになることが多いです。
また求人データベースの利用には、料金が発生します。サービスごとに料金形態は異なりますが、運用初期に限定するのであれば、これらの出費は特にデメリットにはなりません。自社で求人獲得をするにしても、テレアポだったりの営業活動にコストはかかります。採用率は落ちるが、求人獲得という手間を省き、時間を買うという意味では費用が発生するのは当たり前であります。
求人データベース比較
いくつか代表的な求人データベースをピックアップさせていただきました。実際に弊社のクライアント様も利用しているサービスも多く、特にagent bank(エージェントバンク)やCrowd Agent(クラウドエージェント)は、マイナビジョブシェアリングあたりは比較的弊社クライアント様からもよく耳にするサービスになります。
agent bank(エージェントバンク)
{サイトの説明}
agent bankは、求職者への紹介数と求職者の採用決定数でNo.1を獲得しています。
その背景には、「求人掲載数にこだわるのではなく、求職者に紹介しやすい求人にこだわる」という量より質の求人を取り揃えていることが影響しています。
またagent bankの大きな特徴は下記の3つです。
- データに基づいて求人を優先的に開拓
- 採用・不採用理由などの詳細を求人情報に反映
- 求人の提案・選考対策などのサポート
そしてagent bankを利用する最大のメリットは、売上を効率良く伸ばせることです。
サービスサイト:https://agent-bank.com/
Crowd Agent(クラウドエージェント)
{サイトの説明}
Crowd Agentは、求人数と導入数でNo.1を獲得しています。1番多くの人材紹介会社に選ばれているという点で、「信頼性が高い求人データベースである」と言えます。
また、Crowd Agentの大きな特徴は下記の3つです。
- 業務効率化をサポート
- 専任コンサルタントによるアドバイス
- 人材紹介業を成功に導くための無料セミナー開催
そしてCroed Agentを利用する最大のメリットは、今すぐに多くの求人にアクセスできることです。
サービスサイト:https://pr.crowd-agent.com/
Bee(ビー)
{サイトの説明}
Beeは、若手特化型の求人データベースです。
Beeに掲載されている求人は、若手の人材紹介を実践する「株式会社ネオキャリア」が支援している企業からの求人です。
また、Beeの大きな特徴は下記の3つです。
- 人材紹介業経験者によるサポート
- 株式会社ネオキャリアに蓄積されているノウハウの提供
- 全求人に専属の営業担当がいる
そしてBeeを利用する最大のメリットは、紹介実績のある求人にアプローチできることです。
サービスサイト:https://www.neo-career.co.jp/service/libercareer_B/lp2/
JoBins(ジョビンズ)
{サイトの説明}
JoBinsは、月額料金0円で利用できます。つまり、お金をかけずに求人情報を集めることができます。
また、JoBinsの大きな特徴は下記の3つです。
- 月額料金・成果報酬なしの完全無料サービス
- 採用企業によるセミナー開催
- 40項目上の情報が記載されている求人票
そしてJoBinsを利用する最大のメリットは、やはり使用料金が0円ということです。
サービスサイト:https://jobins.jp/agent?ref=corp.jobins.jp
カウレポ
{サイトの説明}
カウレポは、実際に人材紹介会社を運営している「株式会社オトラビスタ」が運営しているIT業界特化型の求人データベースです。
また、カウレポの大きな特徴は下記の3つです。
- 決定者の平均年収610万円
- 求職者情報を登録するだけで企業からオファーが届く
- 株式会社オトラビスタに蓄積されているノウハウの提供
そしてカウレポを利用する最大のメリットは、人材紹介業を拡大させてきた「株式会社オトラビスタ」のノウハウを学べることです。
サービスサイト:https://courepo.jp/lp
マイナビジョブシェアリング
{サイトの説明}
マイナビジョブシェアリングは、総合人材サービス企業として40年の実績がある「株式会社マイナビ」が運営する求人データベースです。
「株式会社マイナビ」という信頼性の高い企業ネームにより、マイナビジョブシェアリングに掲載されている求人も信頼性が高いものとなっています。
また、マイナビジョブシェアリングの大きな特徴は下記の3つです。
- 当日に発生した新着求人・募集が終了した求人についてお知らせ
- 選考情報の提供とアドバイス
- 人材紹介手数料が最短で5日に受け取れる
そして、マイナビジョブシェアリングを利用する最大のメリットは、「マイナビが求人を集めている」という信頼性の高さです。
サービスサイト:https://jobs.agentsearch.jp/lp/1/
リクまどα
{サイトの説明}
リクまどαは、初期費用をかけずに利用できる求人データベースです。
そして利用料金は、「完全成功報酬(10%)」か「固定費(月6万円~)」のどちらかを選択する形になっています。
また、リクまどαの大きな特徴は下記の3つです。
- 利用料金の払い方を選択できる
- 企業と直接やりとりができる
- シンプルな設計になっていて使い勝手が良い
そして、リクまどαを利用する最大のメリットは、やはり初期費用がかからないことです。
サービスサイト:https://recmado.jp/agent/lp/
エクスオード
{サイトの説明}
エクスオードは、採用に困っている企業のサポート事業が主な業務である「株式会社エクスオード」が運営している求人データベースです。
エクスオードの大きな特徴は下記の2つです。
- 仲介料・手数料がかからない
- 人材紹介会社が得意としている業種・職種にマッチした求人案件をピックアップ
そして、エクスオードを利用する最大のメリットは、採用に困っている企業から求人案件のため、採用意欲の高いことです。
サービスサイト:https://ex-ord.co.jp/partnership/
サーカスフォーエージェント
{サイトの説明}
circus AGENTは、紹介された人材を積極的に採用している企業の求人案件を集めた求人データベースです。
circus AGENTの大きな特徴は下記の3つです。
- 紹介された人材を積極的に採用している企業の求人案件多数
- ポテンシャル採用の求人など開拓が難しい求人案件多数
- 求人のopen/close情報を常に最新化
そして、circus AGENTを利用する最大のメリットは、紹介した人材が採用される確率の高い企業からの求人案件にアプローチできることです。
サービスサイト:https://circus-group.jp/circus/foragent/
キャリアバンクジョブサーチ
{サイトの説明}
キャリアバンクジョブサーチは、月額2万円で利用できる求人データベースです。(2022年8月末までは無料で利用できるキャンペーンを開催)
また、キャリアバンクジョブサーチの大きな特徴は下記2つです。
- キャリアバンクジョブサーチ独自のコンテンツ
- 初期費用・成功報酬費用がかからない
そして、キャリアバンクジョブサーチを利用する最大のメリットは、求人データベース業界でトップクラスに利用料金が安いことです。
サービスサイト:https://careerbank-jobsearch.com/
まとめ
人材紹介において重要なのは、「求職者の獲得」よりも「求人情報の獲得」です。
もちろん「求職者の獲得」も重要ですが、求人案件が1つや2つしかない場合には、応募してくれる求職者の数も減ります。
逆に言えば、扱える求人案件が多くなればなるほど、それに比例して求職者の集客力も高まるのです。
しかし自社で求人情報を獲得しようとすると、莫大な時間が必要になります。
それを回避するために有効なのが、求人データベースです。求人データベースを利用すれば、御社で集めなくても多くの求人情報を獲得できます。
また、求人データベースを提供している企業は多くあるため、御社に合った求人データベースを利用することで、業務効率化が図れます。
人材派遣・人材紹介業は求職者あって始めて成り立つビジネスモデルです。単にホームページを持っているだけでは、求職者は御社を知る事すらできません。当サービスは能動的に、ただ効率的に求職者(もちろん採用担当者)にアプローチをして、対話をして、反響を生み出す、御社の優れた営業マンとなるホームページの構築・運用が可能なサービスです。SEO/SEM専門チームのノウハウを存分に取り入れパッケージ化しており、高品質で、専門性の高い人材業に特化したホームページを低価格にて提供をさせて頂いております。
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